北極30えもん24 | biko先生のマネー奮闘記

北極30えもん24

いくら馬鹿とはいえ社長である。携帯に呼び出しが掛かった以上、駆け足で行かねばなるまい。
走るたびにお腹の子が、じゃなくてアソコの中の北極30えもんが中で擦れる。
ああ、うんん、くくくちょっと気を抜くと気持ち良くなってしまいそうだ。
更に困ったのは、いってから時間がたち倫子のあそこが緩んできた。ちょっと力を抜くと北極30えもんが飛び出してしまいそうだ。そのため飛び出さないようにアソコを締めるのだが、締めるほどに強く擦れ、それだけ気持ち良くなってしまう。
つまり今の倫子に必用なのは北極30えもんがアソコから飛び出さないように力を入れながらも気持ち良くならないように精神力で押さえること、その二つを同時に行うことだった。
社長室に向かって異様な内股で歩きながら倫子は気が狂いそうだった。こういう時は精神集中が必用だ。そう思った時、倫子の脳裏に因数分解の文字が浮かんだ。早漏気味の男性が射精を堪(こら)える為にやるあれだ。倫子ば、懸命に腰を打ち付けながら因数分解を解く男を何人か知っている。倫子の中でもう発射寸前でぱんぱんに膨れ上がったまま、額に汗して数学に挑戦する様は好感が持てた。
『えーっと(Xの3乗+Xの2乗+X+1)の10乗をXの5乗-1で割った余りは、ええっと三乗根があれで因数が』
ああ!
因数分解に気を取られ北極30えもんが落っこちそうになった。慌ててアソコを絞めると気持ちいい電流が体中を駆け巡った。
ああっふ!
快楽から逃れようと再び因数分解を再開する。
『淫吸うが平方根で巨根が入ると気持ちいい』
倫子は数学の世界と快楽の世界を何度も彷徨(さまよ)った。
ひいいいい、ううう、あああ、いいいいくくくく
廊下を歩きながら危うくいってしまうところだった。このままではまずい。倫子は歯を食いしばり、社長室に向かった。
あと三メートルで社長室だ。しかし気を抜けない。安堵してしまうと北極30えもんが外へ飛び出してしまう。倫子は再びお股に力を入れ直し、よろめきながら社長室のドアをノックした。
「はーいい。倫子ちや~んん。おまちかねー」
社長の声が聞こえた。
「失礼します」
と言いながらドアを開けるとソファにハードジャンク・インベスターズの西尻社長が社長の対面に座っていた。
「やっときたーあ。美人は人を待たせるねえ」
「いえ、ちょっと色々事情がありまして」
「無粋なこと言わないで、ここに座って。ほら早く」
社長が自分の隣にソファを指差した。そこまで無事に移動できるだろうか?体内に北極30えもんを抱えたままである。せめて北極30えもんの意
識が戻ってくれれば何とかしようもあるが。倫子は慎重に歩き始めた。
「あれ?倫子ちゃん。歩き方変よ。妙に内股で。お腹でも痛いの?」
「ええ社長、済みません。ちょっとお腹が」
「まあ!腹下し?」
「ええ、そうみたいです」
倫子は、下痢なのだと嘘の言い訳しなければならない自分が情けなかった。どうせなら生理痛が酷(ひど)くて、とか言い訳すれば可愛げもあるというものだ。しかし、咄嗟(とっさ)のことでそこまで頭が回らなかった。
「昨日飲み過ぎたんでしょ。でもやあねえ、こんな美人が下痢で腹抱えてるなんて。様にならないぞ」
そう言って社長は倫子の額を人差し指で突っついた。
「まあまあ、私も飲むとお腹が緩くなる方でして。苦しいんですよあれ。内股で歩きたくなる気持ちも分かりますよ」
ハードジャンク・インベスターズの北尻社長が妙な庇(かば)い方をした。
分からんでいい!と倫子は思った。下痢など嘘なのだ。しかし真実は永遠の闇の中に葬り去らねばなるまい。その為には今この屈辱を耐えるしかないのだ。
その時、思いもよらぬ事件が発生した。北極30えもんが痙攣(けいれん)を始めたのだ。
がくがくがくがくがくがくがくがく
や・ば・い
(ああああああああああああああああ)
苦しい。苦しいほど気持ちいい。声が漏れそうだが絶対まずい。
「どうしたの?倫子ちゃん。大丈夫?」
「これは、かなり危険な状態に見えるが」
「ねえ!こんなとこでお漏らししちゃ駄目!」
「おんぶで連れていって上げましょうか?さあ私の背中に乗って!」
「倫子ちゃんお言葉に甘えなさい。さあ背中に乗ってガバッと股を拡げて!」
二人の男たちの言葉は親切なのか羞恥プレイなのか?
「あああ、ありがとうございます」
そう言ってる間に北極30えもんの痙攣(けいれん)が止まった。倫子は一息付く為に大きく深呼吸した。すると社長が
「変な倫子ちゃん。本当に具合悪いんだねえ」
「ええ、でももう大丈夫です」
と言ったところで再び北極30えもんは、今度は米搗(こめつ)きバッタのように、身体をぴっくんぴっくんと反らせたり前屈したりを繰り返した。
(がはっ、おわああああああああ、いぐ、いってしまうぐぐぐぐぐ)
「倫子ちゃん、大丈夫?顔真っ青」
「いいいい、いえ、もう駄目」
倫子はその場で口から泡を噴き、白目を剥いて失神した。
「倫子ちや~~~んんん」
という社長の呼ぶ声が聞こえた。ああ、このまま気絶してしまったら、あそこから北極30えもんが飛び出して、社長とハードジャンク・インベスターズの社長にもろに見られてしまう。いや、いったのだからアソコは締まってる筈だ。北極30えもんはアソコに収まったままに違いない。
そう思い倫子は安心して気を失った。
(つづく)


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