北極30えもん10
「第一話 バイブえもん登場!」その10
とんとんとんとんとんとんとんとんとんとんとんとん
「いやんんんん、北極30えもんったらー。いきなりとんとん奥を付くなんてー」
とんとんとんとんとんとんとんとんとんとん
「あん、あふん、そこ、そこが私のスポットなのー」
とんとんとんとん
「って、突いて無いじゃん!?」
倫子がベッドから跳ね起きると、北極30えもんの姿は無かった。どうやら台所にいるらしい。
「ねえ、ちょっと。何やってんの?とんとんって」
「あ、お目覚めですか?」
「お目覚めですかじゃないわよ!『お昼ねコール』はどうなったの?」
「あんまりよくお休みだったもので、起こすのが憚(はば)られまして」
「寝込みを襲ってもらうために寝てたんでしょうが!っん、もう!」
「申し訳ありません」
「ところで何やってたのよん?」
「遅い朝食を、というかもうじきお昼なので、朝食兼昼食を作ろうかと」
「へえ。気が利くねえ未来のバイブは」
「光栄でございます」
倫子は機嫌が悪かった。悪い理由は簡単だった。セックスが出来なかったからだ、けではない。
今日明日の土日、本来なら休日であるが明日の日曜日は一日研修セミナーに出席しなければならない。最近は世の中の仕組みがいろいろ変わるので、もう年がら年中セミナー漬け。明日のセミナーに出席する際に前回セミナーの内容をまとめたレポートを提出しろと言われている。
「ああ、もう面倒くさーい。せっかくまるまる二日間北極30えもんをたっぷり楽しんでやろうと思ってたのに」
「そんなにセックスばっかりしてたら馬鹿になられてしまいますよ」
「いいのよ!少し馬鹿になるくらいでちょうどいいの!普段頭ばっか使って生きてんだから!」
そう言って北極30えもんを叱ってから
「だからーん。カラダも使わないとバランスが取れないのよん」
と言って台所で料理する北極30えもんにしな垂れかかった。
「まあ落ち着いて。お食事をしてからにしましょう」
「いや!」
「冷めちゃいますよ」
「いいよーだ。普段一人暮らしで冷め切ったコンビニ弁当食べるの慣れてますから」
「エリートOLの倫子さんがコンビニ弁当?」
「そんなもんよ。会社がエリートってだけ。ペイ・フォー・パフォーマンス成果主義給与制度って聞こえはいいけど要は安い給料で死ぬまで働かせる口実だもの」
「そうなんですか」
「そうなのよ。だからダッコ」
「仕方ないですねえ」
北極30えもんがそう言ってくれたので、倫子はぴょんと飛び乗るようにして北極30えもんに抱っこした。
「ベッドまで連れてってーん」
「承りました」
ねっとりこん、ぺろりんぺろりんぺろりんぺろりん
もみもみもみもみもみもみ
くにゅんくにゅんくにゅんくにゅん
つつつーっ
「ぷはっ、はは早くー30えもーん」
先っちょ
こすこすこすこす
「ああああ、もう堪忍、、、」
ずっぷんずっぷんずっぷんずっぷん
「ううううう、、ぱんぱん」
ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ
すっきり、ぐーーーー。
「うふ、また寝ちゃった。二度寝どころか三度寝だわ」
「もうお昼でございます」
「ひゅー。午前中ほとんど寝てた」
「そうでございます」
「でも有意義な午前中。やって寝てやって寝て。これ一日中、ううん二日間ずっとこれがいい」
「御意(ぎょい)に」
「やったー!」
(つづく)
とんとんとんとんとんとんとんとんとんとんとんとん
「いやんんんん、北極30えもんったらー。いきなりとんとん奥を付くなんてー」
とんとんとんとんとんとんとんとんとんとん
「あん、あふん、そこ、そこが私のスポットなのー」
とんとんとんとん
「って、突いて無いじゃん!?」
倫子がベッドから跳ね起きると、北極30えもんの姿は無かった。どうやら台所にいるらしい。
「ねえ、ちょっと。何やってんの?とんとんって」
「あ、お目覚めですか?」
「お目覚めですかじゃないわよ!『お昼ねコール』はどうなったの?」
「あんまりよくお休みだったもので、起こすのが憚(はば)られまして」
「寝込みを襲ってもらうために寝てたんでしょうが!っん、もう!」
「申し訳ありません」
「ところで何やってたのよん?」
「遅い朝食を、というかもうじきお昼なので、朝食兼昼食を作ろうかと」
「へえ。気が利くねえ未来のバイブは」
「光栄でございます」
倫子は機嫌が悪かった。悪い理由は簡単だった。セックスが出来なかったからだ、けではない。
今日明日の土日、本来なら休日であるが明日の日曜日は一日研修セミナーに出席しなければならない。最近は世の中の仕組みがいろいろ変わるので、もう年がら年中セミナー漬け。明日のセミナーに出席する際に前回セミナーの内容をまとめたレポートを提出しろと言われている。
「ああ、もう面倒くさーい。せっかくまるまる二日間北極30えもんをたっぷり楽しんでやろうと思ってたのに」
「そんなにセックスばっかりしてたら馬鹿になられてしまいますよ」
「いいのよ!少し馬鹿になるくらいでちょうどいいの!普段頭ばっか使って生きてんだから!」
そう言って北極30えもんを叱ってから
「だからーん。カラダも使わないとバランスが取れないのよん」
と言って台所で料理する北極30えもんにしな垂れかかった。
「まあ落ち着いて。お食事をしてからにしましょう」
「いや!」
「冷めちゃいますよ」
「いいよーだ。普段一人暮らしで冷め切ったコンビニ弁当食べるの慣れてますから」
「エリートOLの倫子さんがコンビニ弁当?」
「そんなもんよ。会社がエリートってだけ。ペイ・フォー・パフォーマンス成果主義給与制度って聞こえはいいけど要は安い給料で死ぬまで働かせる口実だもの」
「そうなんですか」
「そうなのよ。だからダッコ」
「仕方ないですねえ」
北極30えもんがそう言ってくれたので、倫子はぴょんと飛び乗るようにして北極30えもんに抱っこした。
「ベッドまで連れてってーん」
「承りました」
ねっとりこん、ぺろりんぺろりんぺろりんぺろりん
もみもみもみもみもみもみ
くにゅんくにゅんくにゅんくにゅん
つつつーっ
「ぷはっ、はは早くー30えもーん」
先っちょ
こすこすこすこす
「ああああ、もう堪忍、、、」
ずっぷんずっぷんずっぷんずっぷん
「ううううう、、ぱんぱん」
ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ
すっきり、ぐーーーー。
「うふ、また寝ちゃった。二度寝どころか三度寝だわ」
「もうお昼でございます」
「ひゅー。午前中ほとんど寝てた」
「そうでございます」
「でも有意義な午前中。やって寝てやって寝て。これ一日中、ううん二日間ずっとこれがいい」
「御意(ぎょい)に」
「やったー!」
(つづく)